異文化コミュニケーション学会関西支部7月例会 「沖縄の隠れたマイノリティ:フィリピンのウチナンチュウ2世」

2013年06月28日(金) 23:03:15

異文化コミュニケーション学会関西支部7月例会

沖縄のインヴィジブル・マイノリティー――フィリピン・ウチナーンチュ二世の事例

講演者:    ジョアンナ・ズルエッタ博士(一橋大学JSPS特別研究員)

日時:       2013年7月6日(土) 2:00pm~4:00pm

場所:       龍谷大学大阪梅田キャンパス(ヒルトンプラザウェスト・オフィスタワー、

14階、大阪市北区梅田2-2-2)  Tel:06-6344-0218

アクセス:         http://www.ryukoku.ac.jp/osaka_office/access/index.html

参加費:     無料(会員および学生)、500円(非会員)

講演の後、夕食会の予定をしております。参加ご希望の方は、当日お申込み下さい。

 発表概要

「フィリピン・ウチナーンチュ」二世というエスニック・カテゴリーは、フィリピン人と沖縄出身者の親を持つ人々を指し、戦前と戦後の沖縄―フィリピン間移動のなかで作られたエスニック・アイデンティティである。そのなかでも、本報告が注目するのは、沖縄で終戦直後に生まれた「フィリピン・ウチナーンチュ」二世であり、彼ら/彼女らの沖縄での存在と現状を明らかにする。 

終戦直後の沖縄では、米軍基地建設のため、軍事・軍属として、フィリピン人が雇われた。彼らのなかには、沖縄人女性と出会い、結婚・同棲したケースが多かった。こうしてフィリピン人男性と沖縄人女性の間に生まれた「フィリピン・ウチナーンチュ」二世のほとんどは、現在、沖縄に居住し、米軍基地に勤めている。彼ら/彼女らは、法的に「日本人」(日本国籍を持つ)だが、「ハーフ」・「ハーフ・オキナワン」という自己カテゴリーを用い、沖縄アイデンティティを主張する傾向が見られる。この沖縄アイデンティティの主張、また「ハーフ」という自己カテゴリーには、エスニシティ、人種(race)、国籍が関わっており、本報告では、「フィリピン・ウチナーンチュ」二世を事例にして、この三つの概念の交差点を論じる。また、このことを通じて、「日本人」というカテゴリーの中のマイノリティを考察し、「日本人」と「ハーフ」、それぞれのバウンダリー・メイキング(boundary making)についても論じたい。

報告者について

ジョハンナ・ズルエタは、現在、日本学術振興会の外国人特別研究員であり、一橋大学の国際社会学プログラムに所属している。ズルエタ氏は、2011年3月に一橋大学の社会学研究科から博士(社会学)を取得した。社会学者として、彼女の専門分野は移動・移民、エスニシティ、特に沖縄・フィリピン間移動である。フィリピンにあるアテネオ・デ・マニラ大学の社会学研究科と日本研究科の講師として勤めていた。

 

 

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